<釧路市の概要>
■釧路駅〜阿寒湖温泉(バスで約2時間)
和商市場の勝手丼を食べる / 特別天然記念物タンチョウ観察 / 世界の三大夕日スポット / 釧路湿原国立公園の展望スポット /
釧路市は、アイヌ人と和人の交易の場(=クスリ場:釧路市城山・鶴ヶ岱・浦見周辺※)となったのが人口増の始まりです。
その後は、海運における寄港地(食料・石炭補給)として栄えました。
20世紀に入ると、基幹産業(農業、漁業、林業、製紙、炭鉱など)が発展し人口が増え、北海道東部の中核になります。
また、釧路湿原国立公園、阿寒摩周国立公園に囲まれた自然環境に位置し自然保護運動が盛んです。
インターネットの普及によって、旅行者による個人発信が急増。世界中から注目されています。
釧路港沖は黒潮と親潮がぶつかり合う豊かな漁場となっており、北海道で最も多くの魚介類が水揚げされます。その中でも、生産者が自慢する旬の魚を「釧路プライド釧魚※」と呼んでいます。
釧路駅に近い和商市場は、釧路最大の海鮮市場で、ここで人気のメニューが勝手丼です。勝手丼とは、自分で好きな具材を選んで丼にのせるというもので、旬の新鮮な魚介類を思う存分楽しむことができます。
※釧は(セン)と読むことから、鮮魚→釧魚になぞった表現
タンチョウはツル科の鳥で、日本では北海道の道東地区にのみ生息する特別天然記念物である。体長は140cm、体重10kgほどで翼を広げると240cmになる大型の鳥。白い羽毛に覆われた優美なタンチョウ(日本語で丹頂TAN-CHO)の丹は赤RED、頂は頭HEADを表し、頭頂が赤い。
タンチョウは雌雄ペアで一生をともにし、釧路湿原などの水辺や草原で餌を探したり、巣作りをしたりする。
タンチョウは日本の国鳥であり、その美しさと希少性から多くの人々に愛されています。しかし、タンチョウは生息地の減少や環境汚染などの影響で絶滅の危機に瀕しています。この施設は、タンチョウの研究や情報発信、保護を目的とする、日本で唯一の施設です。施設内には展示解説があり、屋外では自然に近い状態で飼育されるタンチョウを通年観察できます。11月から3月は、隣接する「分館タンチョウ観察センター」で人工給餌が行われ、多い時は300羽近い野生のタンチョウを見ることができます(協会のWEBより)。
人工給餌発祥の地(絶滅の危機を救った)
営業時間:9:00~17:00
※タンチョウ観察センターは8:30~16:30(11月~1月は16時まで)
定休日:年中無休
※タンチョウ観察センターは4月~10月閉館
入園料:大人(高校生以上)480円、小中学生250円
釧路湿原国立公園は、日本最大の湿原として知られています。この公園は1987年に国立公園に指定され、2万8千haの広大な自然を保護しています。ここでは多様な動植物が繁栄し、タンチョウやエゾシカなどの貴重な生き物が観察できます。釧路湿原は日本の宝であり、その美しさと豊かさを次世代に伝えるために大切にされています。
釧路の夕日は、世界中の海を巡ってきた船乗りたちにも絶賛された美しさです。バリ島やマニラと並んで「世界で3本の指に数えるほど美しい」と言われています。釧路の夕日が最も魅力的に見えるのは、秋から冬の晴れた日です。この時期は、空気が澄んでいて、釧路湿原と海から上がる水蒸気が太陽の光を反射して真っ赤に染め上げます。釧路の夕日は、心に深く刻まれる感動的な光景です。ぜひ一度、その美しさを目にしてみませんか?
⼀般社団法⼈釧路観光コンベンション協会
北海道釧路市幸町3丁⽬3番地 TEL 0154-31-1993
営業時間 9:00~17:30
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