函館市内は観光地や地元の人と触れ合う場所がたくさんあります。これには「バスと市電が乗り放題の函館1日パス」がお得です。
広域に動くなら「今回のはこだて旅するパスポート」がお得です。
8時18分函館駅発のJR(なんと1両編成)。綺麗な大沼と駒ヶ岳を目の前に電車は進みます。JR駒ヶ岳駅下車。駒ヶ岳の山裾の乗馬コースを体験する「サニーズステーブル」さんが駅まで迎えに来てくれます(要予約)。
サニーズステーブルホーストレッキングはスポーツだよ。自分の姿勢と重心移動と手綱の引き具合、それと馬を思いやる気持ちがあれば馬はちゃんと動いてくれる。と、お勉強。が、乗ったら、いきなり、さ、山に向かって出発だ!。戸惑ったのは最初だけで、あれ?ちゃんと進んでるよ。起伏の激しいコースを約70分進みます。
コチコチに体が硬くなっている姿
どうでしょう? なかなか様になってきたでしょ。楽しくなってきました。
上り下りの急勾配のある道を進みますが、景色を見る余裕も出てくるから不思議です。馬の上からの景色は普段と違い、「広い」のです。しかも、駒ヶ岳の広い裾野と海が見える景色。綺麗です。冬もやっているそうです。雪原を進むのもいいですね。
あっという間に、90分コースを終えました。手ぶらでOK。帰りは森駅まで送ってくれました。ありがとうございました。一年中乗馬出来るそうです。
森の「いかめし」の元祖である「阿部商店」の工場を訪問して、作り方や誕生の秘話を伺いました。小ぶりのスルメイカに洗ったもち米とうるち米の混合米を、イカの縮みと米の膨張を加減し適量を詰め、独自のタレ汁で味付けして煮込んだもの。食感と味と量が適度で人気に。今は、駅弁として森駅で販売するよりも、全国の駅弁大会や物産展での販売が主とか。
焼きたてパンの「チロルの森」で美味しいパンに出会いました。森町の、のんびりした商店街をブラブラ、美味しそうな香りにつられ、チロルの森のパン屋に寄りました。
焼きたてのパンは人気で、丁寧に焼かれたパンが並んでいるはずが、残念ながらちょっと遅くて、もうあまりない(泣)。
店員さんのオススメのパンを6個も買っちゃいました。フワフワで暖かい。おいしーっ!日本のパンはどうしてこんなに美味しんだろう?
神社に向かう参道を歩いてると、マンホールの絵が「駒ヶ岳と桜」で感動。こういうのはおしゃれです。
森町稲荷神社をお参り後に御朱印を頂きました。宮司さんにお願いし本殿を拝見。天井に矢が刺さっているのをお聞きすると、祭事の最後に矢を撃ってお祓いする儀式があるとのことでした。そのあと、枝の先を削って矢にし、実際に撃ってくれました。凄いサービス精神。
森町は、水産資源の豊かな内浦湾に面しており、年中、旬の魚介類を美味しく食べられる海鮮料理が有名。今回は、「握り寿司の真岡(MAOKA_SUSHI)」で、太巻き寿司体験と大将と息子さんの握りを食べさせていただきました。
花模様の太巻き寿司の作り方を分かりやすく教えて頂きました。簡単で、とっても可愛く出来たので、友達に教えてあげたいです。
体験の後に大将の美味しい握り寿司と初体験の抹茶をご馳走になりました。嬉しくて私がお店の様子をSNSで発信したら盛り上がりました。大将も息子さんもニコニコと優しくてとても楽しかったです。美味しかったです。
この後、「特急北斗」で函館に戻りました。
「特急」には自由席特急券を追加すれば乗れます!!
青函連絡船「「摩周丸(MASYU_MARU)」は、北海道と本州を結ぶ「貨物船+客船」です。 北海道内から函館港に貨物列車で運ばれた荷物を、貨車ごと連絡船の車両甲板に乗せます。 津軽海峡を船上運搬後、青森港で再び貨車ごと線路に戻し貨物列車として荷物を運びました。 まさに、この場所が、北海道の玄関口だったのです(荷物も人も)。
元船員の方の説明は、やはり説得力がさすがです。リアルで迫力があり面白かった! モールス信号やロープワークの体験も楽しかったです。
甲板に出るとすっかり暗くなっていましたが、函館山、函館港、そして街並みが綺麗。ここは海上展望台です。この風景は、ここだけの風景です。
青函連絡船「摩周丸(MASYU_MARU)」
入館料 500円(4月~10月は8:30a.m.~6:00p.m. 11月~3月は9:00a.m.~5:00p.m. いずれも閉館1時間前までに入館)
【MAP】函館市青函連絡船記念館 摩周丸
市電に乗って谷地頭へ。北海道開拓最初の地、開拓使が置かれた函館を守った函館八幡宮を参拝しました。2つの神社の社務所なので御朱印も2つ。宮司さんのお話は、とても勉強になりました。そしてとても面白かったです。
しゃぶ匠(しょう)人気のしゃぶしゃぶ店(食べ放題)が美味しかったです(北斗市上磯地区)。
函館塩ラーメンの老舗函館山の麓(末広町)にある函館ラーメンの老舗店「西園(SAIEN)」で塩ラーメンを食べました!なんと600円
今日は北海道の旅の楽しみの一つである「縄文文化」の見学をします。道南は、北海道開拓のスタート(明治の開拓)の場所であるとともに、日本の古代、縄文文化の時代の遺跡群が大量発掘されている場所でもあります。大船遺跡などたくさんの遺跡が発掘され、青森県の三内丸山遺跡に繋がると考えられている貴重な場所で、「世界文化遺産候補地」なのです。ここには、北海道でたった一つの国宝=「中空土偶」が展示されています。
函館市縄文文化交流センターの太田さんに館内を丁寧に案内して頂きました。
この場所は近くに温泉が出ることもあり北海道としては温暖で雪も少なく、川から流れる栄養が海に流れることで魚介類が豊富。なので、人が住みやすかったようです。人が住む自然の恩恵のある場所。この近くで発掘された土器類、鏃、釣り針や貝塚の様子、地層など展示品が多く、その中に、中空土偶が展示されていました。
体験メニューがたくさんあってどれにしようか悩みます。30~90分(200円~500円)でできます。
今回は、中空土偶(別名:カックウ)の顔作りに挑戦しました!仕上げは、完全に乾いてから自宅のオーブンで焼きます。そのまま持ち帰えります。
【MAP】函館市縄文文化交流センター
鹿部町は、内浦湾湾口に面した漁業と100度の高温泉が出る北海道屈指の温泉の町です。鹿部町の道の駅には、間歇泉公園が隣接し、高温泉を利用した「蒸し料理」を体験できます。
びっくり「浜の母さん食堂の鹿部プレミアムたらこ御前」は、たらこがはみ出てます。毎日、旬の魚が変わるそうで、今日は、黒そいの煮付け。美味しいよ〜!
間歇泉は、約15mの高さで、10分~15分に1回 自噴します。ファミリーやカップルなどからも人気のスポットです。
公園内に噴き出した温泉を利用した足湯もあります。なんとこの時、偶然居合わせた「函館新聞の取材」を受けました!日本の新聞デビュー!
道の駅の冷蔵庫に、肉や野菜、貝や卵、お饅頭等が揃っています。食べたい物を買って蒸窯へ。 蓋を間違って奥に開けてしまいました(手前に開ける)。英語の説明書があります。スタッフの方が教えてくれます。全てのものが美味しかったです。
道の駅 しかべ間歇泉公園にはお土産の他にテイクアウトメニューやソフトクリームも沢山あります。
道の駅 しかべ間歇泉公園のバス停は行き帰り同じ場所の1か所です。道の駅から道路を渡った所にあります。行き先を間違えないように注意してください。
【MAP】道の駅 しかべ間歇泉公園
鹿部神社で御朱印を頂きました!本殿を拝見させていただきました。天井一面に七福神や動物、魚等の絵が描かれており、一枚一枚見ると、不思議な絵もあって面白かったです。貴重な体験をさせていただきました。
この後、バスで函館駅へ戻ります。
【MAP】鹿部稲荷神社
函館駅前から市電で十字街まで行き、徒歩でロープウェイ山麓駅へ。函館山ロープウェイで山頂まではたった3分です。
(パスでロープウェイが2割引きになります)
初めての函館山は満月でした。月明りが海に道を作っています。月明かりの道。大感動です!
【MAP】函館山ロープウェイ
函館駅前に戻り、念願の毛ガニを食べました! 外の水槽で大きな毛ガニを選んで調理して貰いました。湯気が出るくらいホカホカの毛ガニは絶品ですね。じゃがバターにホタテ焼き、お刺身・・・大満足のお店です。
【MAP】函館ダイニング 雅家(GAYA)
森町遺跡発掘調査事務所には鷲ノ木遺跡の環状列石やイカ型土製品について教えてもらいました。縄文土器にも触れる体験コーナーもありました。
縁結びの神様湯の川温泉の湯倉神社で良いご縁をお願いしてきました!おみくじの種類も沢山あり、イカ型の蝦夷みくじや英語や中国語表記のもありました。
【MAP】湯倉神社日本初の女子修道院はとてもキレイでした。
【MAP】トラピスチヌ修道院元町の教会群を寒かったけど、回ってきました。
【MAP】函館聖ヨハネ教会
【MAP】カトリック元町教会
【MAP】八幡坂
【MAP】チャチャ登り
【MAP】函館ハリストス正教会
函館市内は観光地や地元の人と触れ合う場所がたくさんあります。
これには「バスと市電が乗り放題の函館1日パス」が
お得です。広域に動くなら今回の「はこだて旅するパスポート」がお得です。
今回の北海道の旅は、「函館市、北斗市、森町、七飯町、鹿部町の道南2市3町」をバスとJR、市電、道南いさりび鉄道を乗り放題できる、はこだて旅するパスポートで旅をしました。