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写真に撮りたい北海道の人気動物
エゾシマリス

森林に生息していますが札幌の円山公園でも見かけることができます。体毛は茶色で、背中に5本の黒い縞が特徴です。200日間冬眠するので5月から9月までみかけることができます。
生息エリア:北海道全域 
体長
:20cm程度 活動期:春、夏

エゾリス

森林に生息し、樹木が多くある公園や札幌の円山公園でも見る事ができます。樹上で過ごし冬眠はしません。秋には木の実など食料をたくさん集め地面に埋めておく習性があります。耳は大きく、冬毛ではウサギのように長毛のふさ毛で耳が長くなります。
生息エリア:北海道全域 
体長
:22cm~25cm程度 活動期:通年

エゾモモンガ

平野部から森林、林などに生息しています。夜行性ですが厳冬期には採餌のために日中に活動することもあります。日没後や日の出前の活動が多く、日常のほとんどを木の上で過ごしています。皮膜を広げ、高い木の上から滑空して隣の木へと移動します。
生息エリア:北海道全域(離島除く)
体長
:15cm~18cm程度 活動期:通年

ナキウサギ

北海道のごく一部の暑さに弱く冷涼な地域の岩がゴロゴロとしたガレ場に生息しています。昼間に活動しますが、警戒心が強いので見つけるのは困難です。秋には冬に備えて貯食活動が活発になり、鳴き声は「ピィッ、ピィッ」や「ピチュッ」という甲高い声が特徴です。
生息エリア:然別火山群の一帯
体長
:15㎝~18cm程度 活動期:通年

エゾクロテン

森林に生息しています。冬眠せず体毛は冬にベージュ色となるものが多く、まん丸の目玉で愛らしい顔つきが人気です。夜行性で警戒心が強いので見つけるのは困難です。雑食性で積雪期には雪と地表の隙間に入り、野ネズミなどを捕食します。
生息エリア:北海道北部、東部
体長
:40㎝~50cm 程度 活動期:通年

キタキツネ

北海道全域で見られます。食料を求めて街にまで姿を表す事もあります。アイヌ民族にとっては守護神だとされ、頭蓋を身につけていたそうです。
生息エリア:北海道全域 
体長
:60cm程度 活動期:通年

エゾシカ

牡鹿にはとても立派な角が生えています。細身の身体に大きな角が気品を漂わせる動物です。アイヌ民族は動物を神と崇める文化がありますが、シカについては肉や毛皮を得るための獲物でした。それだけ多く生息して身近な動物だったのでしょう。
生息エリア:北海道全域 
体長
:1.5m~1.8m 程度 活動期:通年

エゾヒグマ

ヒグマの亜種として北海道に生息しています。アイヌ民族にとっては「神が肉と毛皮を土産に持ちこの世に現れた姿」と解釈していました。
生息エリア:北海道全域 
体長
:1.6m~2.3m程度 活動期:春、夏、秋

シマフクロウ

(国内希少野生動植物種)
海岸や河川、湖沼の周囲にある広葉樹林、混交林でペアで縄張りを形成して生息しています。アイヌ民族にとってフクロウは吉兆を伝える神聖な鳥。アイヌ民族のお土産には必ずフクロウの彫り物もあります。
生息エリア:北海道中部、東部 
体長
:60cm~70cm程度 活動期:通年

オオワシ

(国内希少野生動植物種)
尾と羽の付け根が白く、鮮やかな黄色いくちばしと後足が特徴で、海中の魚などを捕食する姿を見る事ができます。
生息エリア:北海道東部 
体長
:80cm~100cm程度 活動期:冬

オジロワシ

(国内希少野生動植物種)
全体は淡褐色や淡黄色の羽毛で尾だけが白いのが特徴。冬場に飛来する優雅な飛翔姿を撮影しにくる写真家が絶えません。
生息エリア:北海道東部 
体長
:70cm~240cm程度 活動期:冬

タンチョウヅル

【特別天然記念物】
これぞ日本を象徴する鳥の一種だと思います。日本の神話にも登場する縁起の良い鳥です。中国の書物「淮南子(えなんじ)説林訓」に書かれている鶴と亀の伝説が日本に伝わったものですね。
生息エリア:北海道東部 
体長
:1.2m~1.5m程度 活動期:通年(特に冬)

シマエナガ

針葉樹を含む林や森に生息しています。秋冬には公園や神社など市街地で見る事もできます。雪の妖精と言われ、寒くなる冬にはモフモフまん丸になるため、 ひときわ人気を集めています。
生息エリア:北海道全域 
体長
:14cm程度 活動期:冬

アカゲラ

森林に生息しています。黒色・白色・赤色の模様をした中型のキツツキでオスは後頭部に赤色があります。「ケッ、ケッ」と鳴くほか、飛翔中に「ケッケケケ」と鳴くこともあります。
生息エリア:北海道全域 
体長
:24cm程度 活動期:通年

クマゲラ

国の天然記念物(北海道RDBで絶滅危急種に指定)
針広混交林に生息しており、日本最大のキツツキ類です。全身が黒色で、頭が赤い色をしているのが特徴的です。警戒心が強く人を見ると隠れてしまうので見つけるのは困難です。
生息エリア:北海道全域 
体長
:46cm程度 活動期:通年

シャチ

クジラすら捕食する海洋の食物連鎖の頂点に君臨しています。知能も高く、人間を例外にすると自然界での天敵は存在しません。
生息エリア:北海道全域沖
体長
:7m~9m程度 活動期:通年(回遊)

ザトウクジラ

全長の3分の1に達する顎にフジツボが付着している瘤状の隆起が特徴。最大体長が20mに及ぶ大型のクジラです。
生息エリア:北海道全域 
体長
:11m~16m程度 活動期:通年(回遊)

マッコウクジラ

成長したオスの体長は20mを超えるものも存在します。その3分の1を頭部が占めているのが特徴で、噴気孔(呼吸孔、鼻孔)から吹き出される潮が印象的なクジラですね。
生息エリア:北海道東部沖 
体長
:12m~18m程度 活動期:通年(回遊)

ミンククジラ

大型のクジラにたいして身体が小さく魚類を捕食しやすいと言われています。近年になって、人間の食料になる魚類を大量に捕食することが判明されています。
生息エリア:北海道全域 
体長
:7m~10m程度 活動期:通年(回遊)

イシイルカ

波しぶきを立てながら、海面すれすれを高速に泳ぐ非常に活発なイルカです。 最高55km/h程度の速度で泳ぐことができます。
生息エリア:北海道全域沖 
体長
:2.3m程度 活動期:通年(回遊)

ツチクジラ

北半球に生息する大型のクジラです。体長は13mにも成長します。ツチクジラは日本の自主規制により捕鯨対象ではなくなっていますね。
生息エリア:北海道全域沖 
体長
:12m~13m程度 活動期:通年(回遊)

ゴマフアザラシ

「ゴマちゃん」というマンガで登場して日本人に親しまれているゴマフアザラシ。ただしゴマちゃんを想像して本物のゴマフアザラシを見ると、想像より少し大きいので驚く人がいますね。
生息エリア:北海道全域沖 
体長
:1.6m~1.7m程度 活動期:冬

トド

海岸から30km以内の海域に生息し、昼間は岩礁海岸で休む姿を見る事ができます。漁業道具を破壊して漁獲物を寝る事から「海のギャング」と言われています。
生息エリア:北海道全域沖 
体長
:3.3m程度 活動期:秋、冬、春

クラカケアザラシ

首・腰・脚周りの帯状の模様が特徴。全個体数24万頭のうち14万頭がオホーツク海に生息していて、流氷期には氷にのって移動してきます。
生息エリア:北海道全域沖 
体長
:1.7m程度 活動期:冬

クリオネ

巻き貝の仲間で、海水温の低い冷水域に生息。北海道ではオホーツク海側の流氷の下にいることが多く「流氷の天使」や「氷の妖精」と呼ばれていますが、獲物が近づくと頭からバッカルコーンといわれる触手を広げ捕えるシーンは衝撃的です。
生息エリア:北海道東部 
体長
:1~3cm程度 活動期:冬