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温泉しよう!今日の温泉は何に効くのかな? 知って得する温泉情報!
 温泉大好き日本人 大地から湧き出す自然の神秘「温泉」。北海道の温泉は、お湯そのものの素晴らしさを感じ、その土地の文化や歴史、食材、特産品など、全部あわせて「温泉地」がいいのです。

北海道は日本で一番温泉が多く、251箇所の温泉地があります。毎日1つの温泉地を訪ねると251日かかりますよ。それぞれ、湧き出る湯量も豊富、お湯の種類(泉質)も豊富です。
各温泉には温泉成分表という北海道立衛生研究所が調査した証明を表示しています。その中に、「適応症」「禁忌症」という箇所があります。これは、この温泉効果により快方が認められる病名や入浴してはいけない症状が書かれています。また、飲泉「可、不可」の表示があります。不可の場合は絶対に飲まないでください。
これから入るお風呂の泉質を知ると、自然のパワーを有効に取り込めそうな気になります。ホテルの部屋から、浴衣に着替えて大浴場に向かうとき、ワクワクします。どんなお風呂かな?温泉好きな日本人の温泉文化を楽しんでください。北海道が大好きになります。

浴場の種類

日帰り温泉(立ち寄り湯)

宿泊せずに利用出来る温泉。スーパー銭湯・健康ランド・共同浴場・銭湯等で入浴できます。休憩室を利用できる施設も多く、大きい施設ではレストランも利用できます。最近では、温泉宿でも日帰りプランが充実し、個室休憩や貸切風呂を利用できたり、食事付プランもあります。
※銭湯は水道水や井戸水を人工的に沸かした浴場です。

 地中から吹き出す温泉(源泉)をそのまま混ぜることなく、湯船の湧出口から流れ出る状態を「源泉かけ流しの湯」と言い、特別に貴重なことを言います。
※ただし、源泉が高温泉(42度以上)、または低温泉(25~34度)、冷鉱泉(25度未満)の源泉の場合は、そのままの温度では入浴できないため温度調整をしている場合がありますが、加水して温度調整をする場合は「源泉かけ流しの湯」とは呼べません。

 各温泉には温泉成分表という北海道立衛生研究所が調査した
証明を表示しています。

泉質表示でよく見かける主な元素記号

Na ナトリウム
Ca カルシウム
Mg マグネシウム
Fe 鉄
S 硫黄

Cl 塩化物
SO4 硫酸塩
HCO3 炭酸水素塩
CO2 二酸化炭素
Al アルミニウム

無色透明
茶褐色
白濁
澄んだ褐色

※ 飲泉「可、不可」の表示があります。不可の場合は絶対に飲まないでください。

単純温泉

成分/単純温泉・アルカリ性単純温泉
効能中風の湯・神経痛の湯
含まれている各種の成分が均等で特徴を表現できない温泉
*アルカリ性単純泉:単純温泉のなかでもpH8.5以上(アルカリ性)ツルツル感があります。
温泉地/層雲峡温泉

塩化物泉

成分/ナトリウム-塩化物泉・ナトリウムマグネシウム-塩化物泉・ナトリウムカルシウム-塩化物泉
効能温まりの湯、胃腸の湯、子宝の湯
   皮膚に塩分が付着して汗の蒸発を防ぐため保温効果がよい
温泉地/定山渓ホテル、十勝川温泉、三余庵、十勝川温泉、第一ホテル、登別温泉、朝里川温泉

明ばん泉

成分/アルミニウム-硫酸塩泉
効能眼の湯
   慢性皮膚病、粘膜炎症、じんましん、水虫、多汗症
温泉地/登別温泉

硫酸塩泉

成分/硫酸塩泉・マグネシウム-硫酸塩泉・ナトリウム-硫酸塩泉・カルシウム-硫酸塩泉
効能脳卒中の湯、中風の湯、傷の湯
   高血圧症、動脈硬化、便秘、糖尿病、痛風、胆道疾患
温泉地/洞爺観光ホテル、洞爺湖温泉、登別温泉

硫黄泉

成分/硫黄泉・硫黄泉(硫化水素型)
効能解毒の湯
   慢性気管支炎、動脈硬化、慢性皮膚病
温泉地/層雲峡温泉、登別温泉

炭酸水素塩泉

成分/カルシウム(・マグネシウム)-炭酸水素塩泉・ナトリウム-炭酸水素塩泉
効能冷えの湯、美人の湯
ツルツル感があります。神経痛、慢性婦人病、リウマチ、やけど、切り傷、冷え症、月経障害、胆石、胆のう炎、糖尿病、痛風、尿酸結石
温泉地/洞爺観光ホテル、登別温泉。洞爺湖温泉

含鉄泉

成分/鉄泉・鉄(Ⅱ)-炭酸水素塩泉・鉄(Ⅱ)-硫酸塩泉
効能貧血の湯
   リウマチ、更年期障害、子宮発育不全、慢性湿疹
温泉地/登別温泉

酸性泉

成分/単純酸性泉
効能殺菌の湯
   皮膚病や性病
温泉地/登別温泉

  1. 湯船に入る前に洗い場で身体を洗い流します。
  2. 下着や水着で入浴できません。
  3. タオルを湯船に入れてはいけません。
  4. プールのように湯船に飛び込んではいけません。
  5. 湯船で泳ぐことはできません。(子供も)
  6. お風呂での飲食はできません。
  7. 洗い場の場所取りは禁止です。
  8. 洗い場を使い終わったら次の人のために元に戻します。
  9. 泥酔しての入浴は禁止。
  10. 長湯は体調を崩すので、数回に分けて入浴しましょう。
  11. 風呂場の床はすべりやすいので注意を。
  12. お湯に顔をつける、潜るのはやめましょう。
  13. 入浴の前後に水分を充分に摂ってください。
  14. 貴重品はフロントに預けましょう。金庫を使いましょう。
  15. 脱衣場での盗難に注意しましょう(自己責任です)
  16. その他、各温泉の注意事項に従いましょう。
  17. 禁忌症※を前もって確認しましょう。

※温泉の一般的禁忌症(浴用)
禁忌症は、1回の温泉入浴又は飲用でも有害事象を生ずる危険性がある病気・病態です。下記項目に該当する場合は入浴しないよう注意が必要です。
病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

基本
大浴場と書かれたお風呂は、共同浴場です(男女別/みんなが利用する)。周りに迷惑をかけずに静かに入りましょう。清潔を保ちましょう。

1

湯船に入る前に身体を洗います

2

かけ湯をします。足から順に肩までします

3

湯船にはゆっくり入ります。約15分を限度に入ります。
ゆっくり身体を休め時間をおいて再び入ります